


檀信徒の皆さまへ

盂蘭盆会(お盆8月中)
昨年の夏も記録的な猛暑、炎暑となり、皆さんも暑さ対策に随分と苦労されたことでしょう。
お寺のお盆(盂蘭盆会)行事は事故、怪我等もなくお蔭様で恙なく営むことができました。例年以上の猛暑に加えて地震、台風様々な自然災害が各地で起きて、心配事の絶えない約1か月間でしたが、地域に被害なく予定通りに営むことができたのは幸いでした。
写真はお盆にお参りのお檀家さんより提供いただいたものを中心に8月17日の施餓鬼法要、16日のお精霊送りなどです。季節の移り変わったいまでは懐かしく感じます。来年の夏もご家族集まって近況を語り合いながら、ご先祖さまをお迎え、お送りできることを祈念申し上げます。
十夜法要 10/26
令和六年は鎌倉時代に法然上人が浄土宗を開宗され、ちょうど850年の記念の年に当たります。
当山では記念行事の一環として、定例法要の「十夜法要」に今回は京都市左京区の大本山百万遍知恩寺から本山式衆、布教師の方二人を派遣願い、記念法話に続いて大念珠繰りを実践。参詣者が本堂外陣いっぱいに広がり、大きな数珠を中心に輪となり、お念仏を称えながら数珠を繰る大数珠体験を行いました。
この四年間、コロナ禍で人との感染を避けて控えていた数珠繰りを久々に実現でき、たくさんの檀信徒の方とお念仏の結縁もでき、ありがたく思います。
参詣者の方には開宗850年を記念した浄土宗版の切り絵朱印と、お寺のオリジナル朱印の2種類を透明袋の個包装にした2枚セットにして、法要を終えてから授与させて頂きました。
今年の喜寿お祝いは男女あわせて3名のでした。益々ご長寿にて活躍を祈念申し上げます。
お十夜ではこのほか、京都・為因寺の大田信弘師を維那に迎え、法輝副住職、お寺の初孫の世旺くんも初めて法要に臨み、十夜の法要と特別回向、お参りの方々の各家先祖回向など営みました。



法然上人ゆかりの
霊場参拝
京都市内の3ヶ寺を巡拝
法然上人25霊場の黒谷・金戒光明寺、新京極・誓願寺、大原・勝林院の三ヶ寺を巡拝
6月14日
法然上人ゆかりの霊場参拝旅行で黒谷の大本山金戒光明寺、新京極・誓願寺、大原・勝林院の京都市内三ヶ寺を雨の中、巡拝してきました。
黒谷本山では橋本周現執事長さんから法然上人が浄土宗を開宗した最初のお寺としての由緒をお話頂き、阿弥陀堂では一枚起請文の最後の言葉「両手印を以てす」の通り、参拝者一人ずつ法然上人の手形に両手を添えて五重相伝の復習を実践。お念仏を称えてご利益を授かりました。
誓願寺さんでは落語の元祖安楽庵策伝上人、芸能上達のお寺として街なかにあるお寺として庶民の憩いの場になっていることを学び、紫陽花や新緑が雨に映える勝林院では法然上人が比叡山、南都の古い宗派の学問僧らとこの地で「大原問答」と伝わる有名な法論を戦わせ、阿弥陀仏から奇瑞を表す兆候があったことをお話頂きました。





明年4月の知恩院御忌唱導師
を住職が拝命に
御忌法要と花まつり奉修
4/2
四月二日に宗祖法然上人御忌法要とお釈迦さまの花まつりを営みました。小学生児童6人による仏前奉仕や子ども散華で道場を荘厳し、法要では法然上人の遺徳を讃えて参拝者ともどもに声高らかにお念仏を称えました。
清興ではプロの噺家でもある久志則行師による落語「動物園」やゲーム指導などあり、老若男女一緒になって明るい笑い声が堂内に満ちました。
当日は増本俊幸滋賀教区長も来られ、来年4月の総本山知恩院御忌大会唱導師に当山住職が推挙されたことから、その辞令伝達も行って頂きました。唱導師を勤める日時が決まり次第、ご案内も差し上げます。


お寺の年間行事計画
◇修正会 (一月一日)
◇地元年詞回礼 (一月二日)
◇春季彼岸会
(三月十七日~二十三日)
◇御忌法要 (四月二日予定)
◇墓地等草刈り (盆前の休日)
◇盆精霊迎え (八月十日)
◇盆棚経 (八月一日頃から)
※雄琴地区=十四日
◇盆精霊送り (八月十六日)
◇施餓鬼会 (八月十七日)
◇地蔵盆 (八月下旬休日)
◇秋季彼岸会
(九月二十日~二十六日)
◇十夜法要 (十月下旬予定)
◇斎米・役員選挙 (十二月初旬)
◇五重講 (十二月二十五日)
◇除夜の鐘 (十二月三十一日)
※法然上人ゆかりの霊跡参拝予定

盆前の墓地草刈り

十夜法要のお地蔵さんの
「人形作り体験講座」より

お盆明けにはお精霊さんの戒名を記した経木を焚き上げます
